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《劇団風の子九州への支援を訴えます》

 『よりよい子どもの文化と未来を楽しくつくりあう会~風の子倶楽部』は、1993年、風の子九州を応援する会として発足しました。現在会員約300名、劇団員との交流や公演共催、機関紙「おまけつき」発行などの活動をしています。

 今回、風の子九州の深刻な事態を知り、4月の年度会費切り替えに合わせ、会員の方々にカンパを募り、多くの支援金をお渡しすることが出来ました。しかしまだまだ、事態の収束が見通せない中、更なる支援が必要ではないかと、会員の枠を超え、一般の方々にも訴えることにしました。(子ども劇場関係者さんからも支援金が集まっています。)

 

 劇団風の子九州は、「こどものいるとこ どこへでも」を合言葉に、九州・沖縄を中心に公演活動を続け、今年創立35周年(劇団風の子70周年)を迎えました。今では毎年約500ステージ、およそ10万人の子どもたちに生の演劇を届けています。

 多くの劇団が首都圏に集中する中、地方の児童劇団は、地域に根付き、地域の住民と共に、地域の子どもたちの成長に責任を持つという、ある意味公共的な使命があり、その存亡は地域の文化政策に大きく影響すると考えます。

 そのため、風の子九州は、劇団では珍しい団員全員(含む役者)月給制の福岡県知事認可法人です。現在20代から60代までの18人が、子どもたちに演劇を届けることを生業(なりわい)とし、誇りと自覚をもって活躍しています。

 

 しかし今年度、思いもかけぬ新型コロナの影響により、これまでにない財政危機に陥っています。2月下旬から始まった公演キャンセルは、3月60公演、4月~6月は全て中止に追い込まれました。7月以降の公演についても、キャンセルや懸念の連絡が続いているそうです。

 でも担当の先生からのキャンセルの内容は、「コロナの為に、子どもたちの楽しい行事を削減してきて、体育も音楽もかなり減らした。そして、とうとうこの観劇会にも手を付けなければならなくなった。苦渋の決断です。」とか、「教育委員会から行事は全て中止するように言われた。この学校は、毎年風の子を観ていて、子どもたちも毎回楽しみにしている。」、「来年も風の子さんを実施するので、それまで何とか踏ん張ってくださいね。」というものだそうです。

 

 私たち風の子倶楽部は、このような声をそのままにするわけにはいきません。今回の新型コロナ騒動の終息後も、風の子九州のお芝居と子どもたちを出会わせたいのです。

 是非、皆様方のご支援をお願いします。

                     風の子倶楽部会長 稲毛孝一 2020/06/12

 

 

【支援カンパ受付先】

●郵便局からは

郵便振替口座:【記号】01780-6

       【番号】86617

口座 名義 :風の子倶楽部

●銀行からは

  ゆうちょ銀行

【店名】七四八(読みナナヨンハチ)

【店番】748

【預金種目】普通預金

【口座番号】2240472

【口座名義】稲毛孝一

連絡先 : TEL 092-841-7889

     FAX 092-841-7896

〒814-0002 福岡市早良区西新5-5-13 風の子九州内

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